プロジェクトを成功に導く“適当”を一緒に考える

「適当」という言葉から、「その場を何とかつくろう程度であること。いい加減なこと」(大辞林 第三版)という意味を思い浮かべる人が多いでしょう。
けれど「適当」には、「ある状態・目的・要求などにぴったり合っていること。ふさわしいこと」という意味もあります。

さまざまな企業・組織のオウンドメディア構築・運用をお手伝いしてきた中で感じたのは、「適当」の大切さです。
「記事の質が大事」なのは間違いありませんが、自社サイトの訪問者数がほとんどいないメディアに、1本10~20万円もする事例記事を掲載して効果はあるのでしょうか?
逆に、1本1000文字の記事を200~500円という金額で発注したら、ライターたちからまともな原稿は納品されるのでしょうか?

デザインやUIにこだわり出すとデザイン費用がかかります。
記事公開まで、きっちりとした承認フローを導入しようとしたら、高価なCMSシステムを導入する必要があるかもしれません。
けれど、それだけの投資金額に見合ったリターンは、そのプロジェクトから得られるのでしょうか?

オウンドメディアの構築・運用に乗り出す企業が増えていますが、オウンドメディアを始めてもすぐに効果は表れません。ある程度の読者が集まっても、最終的な売上につながったかどうか、成果を計測するのは難しいでしょう。
そうした課題を抱えながら、予算が限られがちなオウンドメディアの構築・運用を成功に導くには、メディアの状況に応じて「適当」な金額・品質でコンテンツを制作・配信していくこと。当社はそう考えています。

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